活動報告 vol.3

ファイトケミカルのお話と調理実習


秋の気配を感じる10月の初め、テレビや雑誌でご活躍中の管理栄養士で料理研究家の牧野直子先生をお招きして『今、注目のファイトケミカル(食物栄養素)のお話と調理実習』の会を開催しました。

 

はじめは・・・最近テレビや本などで話題のファイトケミカルのお話。

ファイトケミカルとは野菜などに含まれる植物性食品の色素や香り、アクなどの成分のことで、赤ワインに含まれる《ポリフェノール》や、トマトの《リコピン》、人参やかぼちゃなどの《βカロチンファイトケミカルのひとつとの事。

抗酸化力があり、がんや動脈硬化の予防などに効果があるファイトケミカルは、第6の栄養素と考えられている食物繊維に続き、第7の栄養素として注目されているそうです。

1日350g以上(緑黄色野菜120以上)摂ることが理想とされている野菜。なかなか摂取できていないというのが現状ですが、野菜を食べる健康メリットや、家庭でも野菜料理を手軽に取り入れる工夫やその調理法なども丁寧に教えていただきました。


野菜のスープカレー、ターメリックライス&コーンのハーブサラダ


お話のあとは、お料理のデモンストレーションと調理実習。

メニューは野菜のたっぷり入ったスープカレーとターメリックライス、とうもろこしのハーブマリネの3品。

調理しやすい野菜の切り方や短時間で出来る調理のコツが満載でした。特に火が通りやすいように斜めに筋をいれながら切っていたなすの切り方は料理の参考になりました。



4つのグループに分かれての調理実習。どのグループも和気あいあいで笑い声があふれ、楽しくお料理をしていました。


当日は定員の20名の皆様が参加され、終わりの質問コーナーでは多くの質問が飛び交い有意義な時間となりました。

管理栄養士のイメージの白衣ではなくエプロン姿での栄養指導されている牧野先生。先生の温かいお人柄が感じられる素敵な講演となりました。

牧野先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。